安定操縦 2006 1 12

 下の図を見てください。

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 一般投資家は、Aの日足を見て、買いと判断し、
翌朝、出勤前に、成行の買い注文を出すでしょう。
そして、夜、家に帰ってきて、日足チャートを見ると、Bという結果になっていた。
一般投資家は、「株式投資なんて、簡単だ。楽勝である」と考えるでしょう。
 しかし、デイトレーダーにとって、この銘柄は、楽勝か。
さらに、下の図を見てください。

 日足では、簡単そうに見えても、3分足チャートに直してみると、
かなり乱高下がありました。
aで、この銘柄は、「強い」と思っても、
bで、この銘柄は、「危険」と思い、
cで、この銘柄は、「持ち直すかも」と思い、
dで、この銘柄は、「やっぱりダメだ」と思い、分足チャートの画面を消してしまう。
しかし、その後、eで回復していた。
その理由は、単純に、日経平均株価が急回復したので、つられただけだった。
 同じ銘柄なのに、一般投資家とデイトレーダーは、天と地の差があります。
デイトレーダーで、生き残れるのは、1割程度と言われています。
 しかし、そういう過酷な環境を作っているのも、デイトレーダー自身です。
乱高下を止めて、安定操縦に努めるべきです。
それが、みんなの利益になります。

































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